スポーツと平和
2025年の終わりに、2026年へ向けて、思うこと。スポーツの力で、世界を平和に、広がれ反戦の輪。
戦争もスポーツも、勝ち負けがある。
戦争もスポーツも、国の威信や誇りをかけて、競い合う。
戦争もスポーツも、ときに命を懸けるほどの覚悟が必要となる。
だが、決定的に違うものがある。
スポーツでは、美しい汗が流れ、感動の涙があふれ出る。
戦争では、見たくもない血が流れ、怒りの涙があふれ出る。
スポーツは、競争と挑戦を通じて、人々を結びつけ、勇気を与え、希望を生み出す。
戦争は、生命を奪い、残酷に家族を切り裂き、破壊と苦痛により希望を奪う。
スポーツでは、戦った相手と握手ができる。友情と尊厳のもとに相互理解が深まる。
戦争では、戦った相手の名前すら知らない。欲望と憎しみのもとに分断が深まる。
スポーツは、闘争心を昇華させる場所だ。
戦争は、闘争心を暴走させる場所だ。
人間の本質の一部分として、人は競い合うことで成長してきた。
限界に挑み、相手を称え、自分を超えるために戦ってきた。
それがスポーツだ。
だから思う。
戦いたいなら、スポーツで戦えばいい。
スタジアムで叫べばいい。
フィールドで全力を出し切ればいい。
努力と忍耐とフェアプレーで、誇りを賭ければいい。
そこには銃はいらない。
爆弾もいらない。
必要なのは、ルールと尊厳と、終わった後の拍手だけだ。
戦争は「何かを守る」と言いながら、すべてを壊す。
スポーツは「勝つ」ことを目指しながら、人をつなげる。
国境を越えて、言葉を超えて、
同じゴールに向かう瞬間を、私たちは何度も見てきた。
人類はもう知っているはずだ。
戦争で勝っても、誰も幸せにならないことを。
スポーツで負けても、何かが残ることを。
怒りも、誇りも、闘争心も、
すべて否定する必要はない。
ただ、向ける場所を間違えなければいい。
戦うなら、スポーツで戦え。
命を奪う戦いではなく、命を燃やす戦いを。
それが、未来に誇れる「人間の戦い方」だ。
ゴルフというスポーツに携わる人間として、ただ思う。



